東北一人旅 ③~奥入瀬・酸ヶ湯温泉・浅虫温泉~
だいぶ間があいてしまいましたね自分でも忘れてしまいそうなので早くまとめます
3日目 10月16日
今日もとっても良いお天気。泊まった道の駅でせっかくだからにんにくを買って8時半奥入瀬渓流に向けて出発しました。
石ヶ戸に車をとめて散策です。
旅に出る前に、奥入瀬渓流について調べているとレンタサイクルがあって自転車で散策できる様子だったので、実は折りたたみチャリンコを積んできたのです。・・・が、着いてみると誰一人としてチャリで散策している人はいなかった・・・
売店の人に「ここってサイクリングできるんですよね?」と聞いてみたんだけれど、車道はけっこう危ないし、かといって遊歩道は舗装されてなかったり細かったり、けっこう段差があったりで実質チャリでの移動はけっこうつらいですよ、とのことでした。
ふ~ん、せーっかく積んできたのになー。まぁ、いいか。どこかで使えるようなとこがあるかもしれないし。というわけで、歩いていくことにしました。
この週末にちょうどマイカー規制があると書いてあったのでちょうど紅葉も見ごろなのかな?と期待してやってきたがご覧のとおり。まだまだ緑です。
阿修羅の流れ
紅葉は見れず残念ですが、こんなキレイな空気の中、聞こえるのは渓流の音だけ。
観光客も少なく、ゆ~っくり静かに散策することができました。
今回は初めて三脚持参でやってきました。組み立ててどこから撮ろうかな~っと考えていたら、同じく三脚持参のおじ様2人組みに声を掛けられました。
「あの岩からがちょうどいいよー」と教えていただいてそのとおり岩に乗って撮影。
おまけに三脚はこうやってつかうんだよ、と教えられ・・・(笑)
「良かったら一緒に行きますか?」と声を掛けていただきご一緒することになりました。
「この場所ならあなたならどこをどう撮る?」っと先生のような質問がとびます(笑)
雲井の滝
シャッタースピード、露出などなど講義していただきました。
おまけにレンズまでちゃっかり借りて撮影しておりました。
気が付けばお昼。おじ様たちが宿で用意してもらったおにぎり弁当を横取りおすそわけしていただいた。あー申し訳ない(ノω・、)
このおじ様2人東京から車で来ていて2人とも苗字が同じSさん!S-A、Bとか呼んでるらしい・・・いつも撮影の目的であちこち旅行して、温泉に入ったりしているそうです。
温泉にも詳しく、色々と教えてもらいましたよ。お年を聞いてみれば67、68くらいだったかな?うちの両親くらいかなーっと思ってたんですがもっと上でした。やはりここでも活動的な方は若く見える!いいなー趣味の合う仲間であちこち旅してて。うらやましいです。
いつの間にかけっこうな距離を歩いてきていましたがもっと先に撮影スポットである銚子の滝があって、まだ距離がありそうだったのでいったんバスで駐車場まで戻って車で出直すことになりました。
わたしも一緒について行った
車2台で向かった先は銚子の滝。ここはさすがに観光客もたくさんいました。
この方、11月には撮影旅行で関西方面に来るということで、予定が合えばご一緒しましょう!ということになり電話番号だけ交換してさようならしました。いやー有意義な奥入瀬撮影会でした
その後、十和田湖畔、子ノ口(ねのくち)へ。やっぱりここも人は少ないです。
小腹がすいたのできりたんぽを買って、ひとり湖畔でこうやって写真撮ってたら、「すみません、写真とってもらえますか?」とおばさんに頼まれた。まだ一口も食べてないんだが・・・ボソボソっと思いながら引き受けた。
そして撮り終えて戻ろうとしたら・・・いやーん、カラスに奪われた(泣)途方にくれて突っ立ていると写真を撮ってあげた方がもう一度買ってきてくれました
お店の人がサービスしてくれて2本に増えてた。
ちょっとピンク色がかった十和田湖。もうちょっと十和田湖周辺をうろうろしてみたかったけれど温泉の時間も微妙になりつつあったので先を急ぐことにしました。
目指す温泉はもちろん酸ヶ湯温泉ですよん。ここまで来て混浴ヒバ千人風呂に入らないでどうする~!!女1人だからとかもはや言っている場合ではないですよっ!でもまぁ、マナーが悪い人が多いという噂が多い場所ですもん、ちょっとは考えますよね。女は度胸(笑)
八甲田を抜け、途中に地獄沼がありました。湯気が上がってます。かつての爆裂火口跡に湧き出る温泉がたまった沼だそう。温泉にはできなかったのかな?沼の奥は90度にもなるので立ち入り禁止なんですってよ・・・
そのすぐ反対側にはまんじゆうふかし?はて、なんだろうと行ってみることに・・・
イスに座るとあったかいらしい(座ってないんかいっ!)
しかしいいですね、のどかな景色です。
酸ヶ湯に到着!たくさん車がとまってます。総ヒバ造りの大浴場に行ってきま~す
600円で入り口の券売機で券を購入して中に入ります。
女性用の脱衣場は人はおらず。まさか混浴にも女の人は誰もいなかったらどうしようーっとちょっと心配になり覗いてみるとおばあちゃんが何人かいた!
ここまできて逃げ帰るなんてできません。あこがれの酸ヶ湯だもん。いかにも気にしてません、って顔しながら入っていきます
とにかくあの白いお湯にさえ入ってしまえばいいんだわっといろいろ頭の中で考えてました。
中はとても広々としていて、こんなお風呂があるのかといった感じでした。造りもすばらしい!お湯はすっぱい強い酸性のお湯です。
おもしろいことにお風呂内はちゃーんと「棲み分け」ができていました。なんだかこの様子が笑えてしまって。噂どおり、若い?男の人が風呂のふちにこっちを向いて座ってるんですよ!座ってるふりして見てる、みたいな・・・バレバレなんだけどなー、おかしくてしようがない(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
わたしの後にもおばさんが2人入ってきたんですが、脱衣場の戸がガラガラっとあいた瞬間、その男の人たちがキタ━━(゚∀゚)━━って感じで揃って首を伸ばしてました(爆)
まぁそんな話はさておき、こういう歴史のある混浴はやはり残していかなければいけませんね。日本の文化ですし。ってなわけで、混浴を残そう!みたいな活動に署名しておきました。
混浴に入るのに抵抗がなくなってきていましたが今回1人で入ったことで更に自信がわきました。
歴史あるいいお湯を堪能して外にでるともう真っ暗。でも車の数は減りません。宿泊客がかなり多い様子でした。
車の中が硫黄臭でたちこめてました。
酸ヶ湯を出た後は青森市を経て浅虫温泉へ向かいます。今夜の宿、道の駅があり、浅虫温泉も併設されています。真っ暗な山道を下っていきました。
道の駅の温泉へ入るつもりでしたが(ちゃんと温泉が引かれています)、せっかく来たのでやはり町の公共湯に行ってみたくなりました。で行ったのが 「松の湯」350円で入れます。駐車場もあり。
掃除も隅々まで行き届いていて清潔感ある温泉でした。お湯は無色透明。ここもとってもいいお湯でした。気に入りました。
出る間際、脱衣場で地元のおばさんに挨拶され、少し話しかけられましたが、まったく言葉が聞き取れませんでした。うーん、多分「ここのお湯はいいお湯だよ~。だから毎日来てるよ」と言ってたんじゃないかな?と解釈しました。多分・・・
道の駅は松の湯からすぐ。着いてみたら施設すぐ横の駐車スペースは少しだけでなんとかとめることができました。
走っていると地元ナンバーばかりですが、こういうところへ来ると和歌山、福山、足立・・・と遠くから来た車が集まっていました。どうやらお隣さんも家族連れ?っぽかったので少し安心して寝ることができました。
車の中で明日の予定を考えていたら今日お供したS-Aさんが、その後ちゃんとたどり着けたかと電話してきてくださいました!
3日目は無事終了!いやー充実した1日でした
東北1人旅4日目につづく→(青森・竜飛崎編)
東北1人旅1日目は→コチラ(喜多方ラーメン編)
東北1人旅2日目は→コチラ(鳴子温泉・中尊寺・盛岡編)
| 固定リンク
| コメント (7)
| トラックバック (0)
最近のコメント